プロパンガスと都市ガスの料金差はいくらか|乗り換え費用と手順
プロパンガスと都市ガスの料金差
プロパンガス(LPガス)の料金は、都市ガスと比べて1.5〜2倍程度になるのが一般的です。総務省の家計調査や石油情報センターの調査で、この価格差は継続的に報告されています。
主な理由は供給方式の違いです。都市ガスは地下のガス管を通じて供給されるため、配送コストが分散されます。プロパンガスはボンベで各家庭に個別配送するため、配送・設備維持のコストが上乗せされます。
乗り換えの種類
プロパンガス → 都市ガス
都市ガスの導管が自宅前の道路まで来ていることが前提です。導管が来ていない地域では、そもそも切り替えできません。自宅の前面道路に導管があるかは、地域のガス会社(東京ガス・大阪ガス等)に問い合わせると確認できます。
切り替え工事には、宅内のガス管の引き込み・ガスメーター設置・ガス機器の交換(プロパン用と都市ガス用は互換性がない)が必要です。工事費用は家の構造や引き込み距離によって異なりますが、一般的に10〜20万円程度が目安です。
プロパンガス会社の変更(LPガス内での乗り換え)
都市ガスに切り替えできない地域でも、プロパンガス会社を変更して料金を下げることはできます。プロパンガスは自由料金制のため、同じ地域でも会社によって単価が異なります。エネピ・ガス屋の窓口等の比較サイトで、自宅の地域の料金相場を確認できます。
プロパンガス会社の変更に工事費用はかかりません(ボンベとメーターの交換は新しい会社が無償で行うのが一般的)。ただし、現在の契約に「無償貸与契約」(給湯器等の設備を無償で設置してもらう代わりに一定期間の契約を約束する契約)がある場合、途中解約で違約金が発生することがあります。契約書を確認してください。
乗り換え手続きの流れ
- 1. 現在の契約内容を確認: 契約期間・違約金・無償貸与契約の有無を確認する
- 2. 新しい会社に見積もりを依頼: 2〜3社から見積もりを取る。現在の検針票があるとスムーズ
- 3. 解約・切替を申し込む: 新しい会社が旧会社への解約通知を代行してくれることが多い
- 4. 切替工事: プロパンガス同士なら1時間程度。都市ガスへの切替は半日〜1日
まとめ
プロパンガスの料金が高いと感じている場合、まず「自宅前に都市ガス導管が来ているか」を確認してください。来ていれば都市ガスへの切替が選択肢になります。来ていなくても、プロパンガス会社の変更で料金を下げられる場合があります。いずれの場合も、現在の契約の違約金条項を確認してから動いてください。




